少子化の中で大学が増えれば募集停止も出る

 「少子化」「全入時代」「大学経営難」

時代の要請、地域のニーズ、設置者の都合などもあるだろうが、昨今は増え過ぎている。

この大学間競争に敗れ、退場を余儀なくさせられたのだ。

大学進学率が上がっているとはいえ、大学の数は1955年には228校だったものが1990年には507校、09年4月時点では775校。

大学が増えた一番の原因は、短大が急速に4年制大学に移行したこと。

05年に596校あった短大が、08年には417校。したがって、約200校が移行したことになる。

しかも短大は約8割が定員割れであり、4大以上に厳しい経営状況。

文部科学省は4月16日、2010年度の開学を予定している公私立大学7校、私立大学院1校の新設認可を大学設置・学校法人審議会に諮問した。

申請された大学のうちの5校は、短大から移行するケース。08年定員割れ私立大は47.1%だった。

09年はもっと増加したに違いない。つまりは、大学の増加、定員割れの継続などによって経営が圧迫され、今後は募集停止大学がますます増えてくるだろう。

センター試験 対策 のサイト。

10年5私大が募集停止、「淘汰時代」が到来!!?

発展的な統廃合の次は“募集停止”だった!!

今までの大学改革では、大学の統廃合が最大だった。

09年は愛知県立大(旧・愛知県立大+旧・愛知県立看護大)、東京都市大(武蔵工業大+東横学園女子短大)、関西学院大(旧・関西学院大+聖和大)などが誕生したが、10年は廃校につながる募集停止大学が5校も出て来たのだ。

 いよいよ大学の「淘汰時代」が始まったと、大学関係者の間に衝撃を与えている。

いずれも、定員数の少ない小規模大学で、新入生を多く集められなかった「定員割れ」の大学だった。